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アメリカ大統領選挙第3回テレビ討論会から英語を学ぶ

 こんばんは。ASです。

 今日はアメリカ大統領選挙の第3回のテレビ討論会がありました。これで最後となる今回のテレビ討論会では前回よりかは政策に関する議論がなされたように思えます。

  今回は討論会でクリントン、トランプ両氏の発言から英語を学んでみたいと思います。

 ※いろいろと調べて書いたのですが発言の解釈が間違っている可能性は十分にあるのでご注意くださいm(__)m

使用教材

 CNNが討論会にて重要である発言をtwitterでまとめていたので、そこから2つほど紹介したいと思います。

①移民に関する議論にて

 これは、トランプ氏がオバマ大統領が8年間行ってきた仕事ぶりについて言及したもののようなのですが "deported"の意味が分かりませんでした。”de"が付いているのでなんらかのマイナスな要素があるんだろうなあという風な推測しかできませんでした。

 調べてみると、「(国外に)追放する」という動詞の過去分詞系のようです。つまりトランプ氏の発言は「オバマ大統領は何百万人もの人々を国外追放してきた」ということになります。

 で、この発言にはファクトチェック(発言が口からでまかせで出たものでなく、本当に正しい情報に基づいたものなのかどうかのチェック)がAP通信によってされています。それによるとこの発言は正しく、オバマ政権下では数百万人の不法移民が国外退去となっているそうです。*1

 クリントン氏は、米国で出生した子供とその親で構成される不法移民家族が分断されることは望まないとしています。また、不法移民(Undocumented Immigrants)を裏社会から出すことによって、雇用者に搾取されずに済むようにしたほうが良いという姿勢です。

 それに対する反論として、冒頭の発言が出たわけです。現実には、数百万もの人間が国外退去処分となっているじゃないか、問題だらけじゃないか、というような言い分なようです。

②経済について

 これに関しては意味が分からなかったということではないのですが、トランプ氏の主張が強く出ているのでピックアップしました。

 ちなみに"are being taken"は進行形の受け身ですね。「我々の仕事は彼女の夫(ヒラリー氏の夫であるビル・クリントン氏)が署名したNAFTA(北米貿易自由協定)によって奪われている」といった意味合いでしょうか。

 NAFTA=North America Free Trade Agreement です。

 アメリカ・カナダ・メキシコによって結ばれているこの協定のせいで、アメリカ国民は仕事を奪われている(主にメキシコに)ということをトランプ氏は言いたいのです。この協定を見直し、雇用をアメリカに呼び戻すといったことをずっと彼は唱えています。

 

 たった2つの発言しか扱えませんでしたが、このように実際に使われている英語から学ぶということもいいんじゃないかと思えます。ちなみにこのCNNのtwitterは日々のニュースを簡潔に伝えてくれるので(映像付きで)なかなか便利ですよ。タダですし。

 近いうちにマッサージにも行くと思うのでまたレポートしたいと思っています。それでは。